世界最古の電子楽器「テルミン」
(*)テルミン - Wikipedia テルミンは、1919年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器である。(ただしロシアの民族楽器ではない) 「テルミン」は日本語特有の形で、ロシア語では「テルメン」。英語ではThereminとつづられるがこれは発明者が用いたフランス語風の表記に由来しており、「テレミン」もしくは「セレミン」のように発音される。 テルミンの最大の特徴は、テルミン本体に手を接触させることなく、空間中の手の位置によって音程と音量を調節することである。テルミンの本体からは、通常2本のアンテナがのびており、それぞれのアンテナに近付けた一方の手が音程を、もう一方の手が音量を決める。わずかな静電容量の違いを演奏に利用するため、演奏者自身の体格・装身具などによる静電容量の違いをはじめ、演奏環境に依存する部分が大きく、演奏前に綿密なチューニングを必要とするなど、安定した狙った音階を出すには奏者の高い技量が要求され、演奏には熟練を要する。 一般的なテルミンの音色は純粋な正弦波に近いため、ミュージックソーに似ている。「暖かく、優しい」、「癒しになる」という人もいる一方で、そのゆらめく音色から不安や恐怖感が生まれ、恐怖映画やSF映画の効果音としても使われてきた。 テルミンの音程を生成する部分にはコルピッツ発振回路のようなコンデンサをもつ高周波の発振回路が2つ組み込まれ、これらはわずかに違う周波数を持つよう調整される。これらの発振回路の出力を組み合わせ、それが発生する低周波の可聴域のうなりを音に変換するのがテルミンの原理である。 大人の科学マガジン「テルミン」 (動画を見る クリック!) 1920年、旧ソ連のレフ・テルミン博士によって発明された世界最古の電子楽器テルミンは、手をアンテナに近づけたり遠ざけたりして演奏するユニークな楽器だ。高周波のうなりから生み出される独特な音色を、付録のテルミンでも楽しめる。スピーカー内蔵。 大人の科学 製品版 テルミンPremium (*)素敵な情報 画像 掲示板 BBS 全国各地のイベント 注目の話題 今週の予定 面白い話題 今週の予定 注目の話題 注目の記事 テルミン http://eventinfo.dtiblog.com/blog-category-3.html テルミンの原理 |
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